栄養素
   

手作りする時の参考にしてください。

人間の食事だって、ラーメンやお茶漬けの日もあります。
難しく考えないで、頭のすみに基礎知識を置いて、猫をひたすら観察して、
何食も作ってるうち最終的にはバランスとれてくるらしいです。

なお各栄養素同士のバランスについては、
「コンパニオンアニマルの栄養学」(インターズー発行/獣看護士向け)
をごらんください。

  

   
たんぱく質
   

 たくさんの種類があります。体内で作れるものもあれば、作れないから食材から摂取しなきゃならないものもあります。タウリンは有名ですね。

 多く含んでいる食品は、肉、魚、卵、乳製品です。ことに卵黄は、子猫から老猫までオールステージにバランスのとれた総合栄養食です。(白身はあなたが食べてあげてください)

 豆類はことにおすすめ。ビタミンやミネラルも多いし、忙しい人には豆腐もあります。タウリンを多く含んでいるのは、マグロとカツオです。

  

   
炭水化物
   

 良質の炭水化物は肉などからは、摂取しにくいです。胃にも優しいので、すこし混ぜてあげましょう。
 全体量の半分が穀類でもいいそうです。

 精米されてなければないほど吸収率が高くなります。できれば玄米やきびがいいのですが、そこまで用意できる人は少ないので、白米やパンでもかまいません。

  

   
ビタミン
   

 猫族は真性肉食獣ですが、野菜は必要です。野生では獲物の肉よりも内臓を好みます。腸が短くて草を消化できないので、草食獣の胃で溶けた草からビタミン補給します。
 死にたての内臓は入手しにくいので、野菜などをあげてください。

 ビタミンBとCは水溶性です。摂りすぎてもかまいません。
 AとDは脂溶性なので、余った分を排出できません。気をつけてください。

 にんじんやもやしやパセリは生でもいいです。じゃがいもや豆やとうもろこしは、ちと加熱してください。鍋で茹でるとビタミン類が水に溶けて流れてしまいます。できれば猫の一口サイズに切ったものを、レンジでチンしてあげてください。

  

   
ミネラル
   

 リン、カリウム、マグネシウム、カルシウムなどです。

 マグネシウムは尿疾患の原因ですが、まったく摂らないと欠乏症になります。煮干しや小魚などの完全食(生き物を丸ごと与えること。たいへん栄養バランスがいいとされる)を、おやつ程度に与えるくらいで充分のようです。

  

   
脂肪
   

 猫は人間よりはるかにたくさんカロリーを必要とします。一瞬の瞬発力だけで狩りをするせいでしょう。これが欠乏すると、人間と同じで、体はたんぱく質を脂肪の代用にして使ってしまいます。

 植物性でなく動物性脂肪が必要ですので、脂身、動物性バターなどを混ぜてあげると喜びます。

  

   
あげてはいけないもの
   

1、ネギ、タマネギ類:ネギ中毒になります

2、鶏骨、大きな骨:喉に詰まったり刺さったりします

3、イカ、タコ、貝など:消化器系に悪影響です

4、ことにアワビ:猫には天然の有害物質入りです

5、牛乳:猫の腸にはビフィズス菌が少ないから下痢します

6、青い魚:アジやサバなど。不飽和脂肪酸がビタミンを壊します

7、人間用調味料:成人病のもとです。特に刺激物はNG

8、食べ物でないもの:観葉植物、ドッグフード、糸くずなど
  ヒモは誤飲すると、腸内にひっかかって壊死することがあります。
  吐き気や便秘があるなら即、動物病院へ行きましょう。
  羊毛や人毛は消化されやすいですが、絹やナイロンは危険です。

  

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