ガン

   
どんな病気か
   

 いわゆる腫瘍です。良性の腫瘍なら発育も遅いし周囲に広がりませんから、患部切除だけで済むこともあります。が。悪性ですと急速に転移します。これがガンです。
 猫でも人間でも、もとから免疫力を持ってます。DNAは自分の在るべき姿を知っているから、内臓が異常な形をとろうとすれば抑制しようとします。白血球などのナチュラルキラー細胞は、ウイルスや腫瘍などの異分子をみつけ、破壊します。
 悪性腫瘍はこれらの免疫細胞へ、自分を仲間だと騙す信号を出します。仲間のふりして正常細胞の中にもぐりこみ、まわりの細胞を次々と癌細胞に変化させます。あっというまにあちこちの内臓へ転移していきます。

 

   
症状
   

 一口にガンといってもさまざまな種類があり、その症状もまちまちです。倦怠感、呼吸困難、食欲不振、便秘、下痢、体重減少、その他もろもろ。
 皮膚下のどこかに瘤ができたら、ただの腫瘍や脂肪塊のことのが多いですが、どれであっても医者は必要です。念のため医者にご相談ください。

 

   
治療法
   

 まず、痛いはずですので、苦痛緩和は必要かと思います。あとは外科手術、放射線治療、化学療法など、人間の場合とほぼ一緒です。
 ただ、外科も放射線も化学療法も、猫には異常な負担です。治療のストレスが、弱っている猫に致命傷を与えることもあります。通常の医者による西洋医学より、漢方などによる東洋医学での、体質改善などもありますので、ご一考ください。

 栄養療法もあります。
 ガン細胞は、宿主のカロリー食って育ちますから、患者は痩せます。カロリー食って、乳酸という疲労成分を出すので、患者はだるくなります。これを何とかする食事がいいようです。
 猫は、穀類、脂肪、タンパクからカロリーを作ります。でもガン細胞は、穀類が好きで、脂肪が苦手です。ことにオメガ3という脂肪酸がキライです。ということはアミノ酸とオメガ3をサプリで強化しつつ、穀類を減らし、肉を増やすといいみたいです。配合としては肉50%、野菜25%、穀類はゼロか10%で、オメガ3サプリを小さじ半分ぐらい、とのこと。
 市販のペットフードはほとんどが、原価を抑えるため、穀類中心に作られるそうです。ガンにはよろしくないようですが、まったくナシでは人間が辛いという場合、ペットフード半分に肉半分混ぜるというテも、アリ、かもしれません。

 安静は必要ないようです。たくさん遊んで乳酸を吹きとばし、ストレス解消し、日の光をたくさん浴びるといいらしいです。

 

   
よく効く食材
   

 タウリンやビタミンなどもバランスよく気を配ってください。ビタミンはA、C、Eを強化し、酵母と新鮮な野菜を混ぜると効果があるようです。
 抗ガン作用があるといわれているのは、レモンバーム、セイヨウメギの樹皮、カモミールの花、コンフリーの葉、エキナケアの根、コロハの種などだそうです。
 ゴールデンシールは、体重減少時に。ニオイヒバは、発病時全般に。塩化ナトリウムは、リンパ肉腫や充実性腫瘍に。ドクニンジンは、非常に固い腫瘍に。リンは、大量出血時に、それぞれ効果があるそうです。
 あと効く食材としては、ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツなどの、アブラナ科の野菜。サツマイモやニンジンなどの、ベータカロチン豊富な野菜。オメガ3を豊富に含む、フラックスシードオイル。スパイスの中では、ターメリック、ローズヒップ、緑茶、キノコ類、ニンニクなどです。
 ニンニクはユリ科で、ねぎや長ねぎの仲間です。猫がネギ中毒を起こすので、猫にユリ科は注意が必要です。大量摂取は厳禁ですので、あくまでスパイスとして、軽く、おねがいします。上手に使えば、食欲増進効果もあります。

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