腎不全

   
どんな病気か
   

 シニア猫のうち4匹に1匹が、腎不全だといわれるほどに、ポピュラーな病気です。
 腎臓が小さくなり、働かなくなります。血液も浄化されなくなるので、末期には貧血になります。
 これもさまざまな腎不全の種類があります。腎毒素、水腎症、腎嚢胞、アミロイド症、間質性腎炎、糸球体腎炎など。それぞれの腎不全ごとにそれぞれの原因がありますから、医者の話をよく聞いてください。

 

   
症状
   

 あまり症状が表に現れないのが厄介な点です。
 食欲不振、体重減少、多眠、水の多飲、それにともない多尿します。ただの加齢症状によく似ているので、見分けがつきにくいです。
 貧血や嘔吐をすることもあるようです。嘔吐したときには尿毒症を併発している可能性が高いです。

 

   
治療法
   

 人工透析などの治療法もありますが、猫にとっては相当な負担です。できるものなら食事療法などがおすすめです。腎不全用の特別食は、獣医さんが取り扱ってます。
 尿路疾患や膀胱炎を起こしやすい子は、体質的に、腎不全にもなりやすいです。ドライフードで育った子も、腎不全の罹患率が高いようです。ごはんは好みもあるので何とも言えませんが、できることなら若いうちに尿路疾患は完治しておくほうが、腎不全のよい予防になりそうです。

 ことに慢性腎不全には、ビトケアン著の「ネコの健康ガイド」という本が即戦力になります。手作りごはんのレシピが豊富に載ってます。基本は低タンパクの多水分です。とにかく腎臓が弱ってるのですから、血を洗ったり毒を排出したりの腎臓の仕事を減らし、腎臓が楽できるごはんが望ましいです。
 人間の場合と一緒で、良好になることはあっても完治はしにくい病気のようです。気長に気楽に、なるべく楽しんで病気と付き合っていければ理想的です。

 

   
よく効く食材
   

 アスパラガス、シナモンの樹皮、ジオウの根、コンフリーの葉、セロリの種子など。
 ビタミンはAを中心に、BとCも強化します。タンパクは、ゼロではまた別の病気になりますので、高品質のタンパクを少量がいいです。
 アルファルファ、タチアオイ、塩化ナトリウム、イカスミ、オキナグサなども有効だそうです。
 水分は、たっぷり摂ってほしいです。水道水よりは蒸留水や井戸水がいいです。水道水しかない時は、ヤカンわかして15分間、沸騰させつづけると、カルキが抜けて優しい水になります。

 

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