07/08 痛くても辛くても

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仔にゃんが引越をした夜に、
友達が泊まりにきてくれた。
たんすの裏で重なってビビって凍ってる仔猫に、
一晩つきあってヒモふって一緒に寝て、
あやしてくれた。
おかげで翌朝にはチン平までタンス裏から出てきて、
トンと一緒にヒモ追って、大はしゃぎしていた。
あたしは一晩、仔にゃんのお世話をサボれて、
すこし体が軽い気がする。
いまのとこ実子軍団に異変はなく、
けっこう平和かも。
これからどう転ぶか判んないけどね。

しょーじき、痛いよ。辛いよ。休みたいよ。
でも。
痛いのがどっかに飛んでってしまうほど、
野良さんが好き。
ただの好みの問題だけど、
おとなしくて扱いやすい、生粋の飼い猫さんより、
なついてない暴れんぼうの、野良が好き。

路上でにゃんこと関わる人の数だけ、
野良さんをなつかせるハウツーがある。
猫じゃらしとオヤツ片手に積極的に、
警戒ほどいてもらえるようアピールする人もいる。
何もしないで野良さんのそばで昼寝して、
打ち解けてくれるのを待つ人もいる。
あたしはじゃらしが下手なので、待ち派かな。

人間なんて大嫌い!て顔してた子が、
ある朝ふいに心をほどいてスリスリしてくれた時は、
感動して動けなくなる。
誰でもナデれる飼い猫さんじゃないの。
柔らかなスリスリは、がんばったあたしへのご褒美。
長いあいだ生傷だらけになりながら、
それでも愛し続けた努力を、猫さまに認められて、
勲章もらえた。
どれだけ誇らしいか、わかるだろか。

猫から選ばれた、ということ。
誰でも飼い主代行できる猫じゃなく、
あたししかいない猫。
両想いになってからの絆は、深いよ。

さらに大人の野良なら、特有の過去がある。
人間ごときには推測するしかない、真実は闇の中の、
冒険奇譚。
心ない人間に毒をまかれたり犬をけしかけられたり、
怒鳴られたり追い払われたり、つかまって殺されかけたり、
人間が同じ目に会ってたら大半が死んでただろう戦地を、
生き延びてきたツワモノなのだよ。
さびしかった、寒かった、ひもじかった、悲しかった、
たくさんの想いがある。
小さな体に詰まった物語。
どきどきするほど、愛おしい。

トン吉たちにも、あるんだよ。
毒まきバーサンに追われた冒険くらいは、あるの。
びっくりした。こわかった。
ママを信じて、死にものぐるいで走って逃げた。
チン平が転んだ。
ママが急ブレーキで引き返して、チン平くわえてジャンプした。
毒まきバーサンから鼻先5cmの差で、逃げ切った。
恐怖の記憶が、あるんだよ。

ちょっと人間が苦手でも、
責めないであげてよ。
こんなミルクくさい赤ちゃんが、必死で生きて、
やっと我家に着いたんだ。

どうか、嫌わないで。
いつか人間を好きになるから、
あきらめないで、待ってあげてね。

コメント (8)

私は成猫は待つ派です
子猫は隠れる所を一切無くして
いじる派かな~
子猫は数時間から数日だね 大体

らんまる:

読みながら泣きそうになりました…
(電車の中だったのでこらえましたが)
かすみちゃん一家はじめ、野良さん達は大変な思いをしながら生きているんですね(T_T)

野良にゃんさんがスリスリしてくれる嬉しさは、私にも覚えがあるので、よーくわかります〜(^O^)
感激したものです!
まきばうさんとは違って
保護屋さんではなく昔、実家が野良にゃんの溜り場だったので…(^^ゞ

ちびニャンズは順応したようで、良かったですね!
素敵な里親さんがあらわれますように…
昨夜は見えなかったミルキーウエイにお祈りしました〜^ロ^;
あ、まきぼうさん一家の健康と幸せもね!(^_-)

ぽこ丸:

そっか~、辛い過去があるんだなT×T
でも大丈夫!!
迎えに来てくれるパパやママは
君達が大好きで
大きな心で包んでくれるからね!!

ちょっとは人間好きに貢献できたかな?
まきぼうさん、疲れたら行くからね(爆)
棒フリフリいくらでもするよ~>▽<P

小さな命でも一生懸命生きてるんだね。
今はまきぼうさんに守られて
それでも未だ警戒心がとれないのかな。
人間でもトラウマってあるように
こんな小さな子でもあるんだろうな。
絶対幸せになってもらわなきゃっ。
そう願ってます (=^. .^=)

ちょび:

まきぼうさん ちょっとお休みできて
よかったですね・・・

みんな 怖い思い辛い思いした分
いっぱい幸せになってほしい・・・

だれも そんな思いしないで
生きていけたら いいのにね・・・

すずめ:

うちの子たちは
まだチビだったから
比較的なんの苦労もなく(私がね)
スリスリっ子になったので
なかなか慣れない子にスリスリされたって
喜び未経験

確かに怖い思いした(それも人間相手に)子は
そう簡単に心は許してくれないよね

「お前もあの人間と同じなんだろう!!!
優しそうに近づいていじめるんだろっ
信じるもんかっシャァァァ」

私もまた意志疎通の出来ないニャン
(飼い猫も含め)には待ちかな
待ちながらもちょこっとちょっかいだしたりして
んでも構えたら「Oh!これ以上は近づかないよ」って

かすみママが必死で守った仔ニャンフォーッ
泣けたよ!泣けました…

でももう大丈夫だよ
あとは無償の愛で守ってくれる
ママパパの居るおうち
まきぼうさんちで待ってようね♪


うちの子ふきとはには、仔猫の時に保護されてから大切に育てられましたが、
我が家に迎えた時はやはり警戒して、慣れるのに少し時間がかかりました。
私はジッと待つことしかしませんでしたが、今でもふきとはにの方から
足にスリスリしてくれた日の事は忘れられません。

お外の子は、辛い思いや色々な想いを抱えて生きているのですね。
それでも文句一つ言わず、その日を生きるために一生懸命のように、私には見えます。
見習わなければいけないなーって思いました。

まきぼうさん、傷お大事に。

>キークーパパさん
なるほど!
隠れるところを一切なくして、いじる。
メモメモ・・・。
体調復活したら、やってみますw

>らんまるさん
野良にゃんのたまり場。
にんまり (ΦωΦ)
いいなー、いいなー、
みんな、かわいかったんだろなー。
ミルキーウェイに、ありがとです。
きっと明日こそは、里親さんが・・・(笑)

>ぽこ丸さん
うん、貢献できたできた!
おかげさんで腰がすこしラクだよ。
また来てねー(≧▽≦)

>イヴさん
てゆーか、あたしが下手だからかも(^^;
うまい人だと、あっちゅーまになつかせるかも。
かすみちゃんの息子たちだもの。
人間は大好きで、よくあたしの膝にも、
自分から乗ってきたりするのですよ。

>ちょびちゃん
うん。おかげさんで〜(笑)
誰も怖い思いをしないで生きていけたら、
いいのにね。
映画の「ひめゆりの塔」で、
そんなテーマソングが流れてたっけなぁ。

>すずめっち
ふふふ(ΦωΦ)
いつか、やってみるかい?
あたしは下手だから、めったにそういう経験、
ないんだけどね。
経験すると、もう離れられないよ。
あとすこしで本物のパパママ、
来てくれるかな?
来てくれるといいなぁ・・・。

>yurikicさん
そーそー。
猫のほうからスリスリしてくれることもあるですよね。
感動します。
お外であんなに酷い目に遭わされてきたのに。
その同胞のあたしを許してくれるのか、と。
猫ほど寛大で心豊かな生き物はないです。

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2008年07月08日 00:05に投稿されたエントリーのページです。

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